私の『雨の季節』

紫陽花の青と、沙羅の白が美しい。雨の季節がやってきました。

本から顔を上げると、静かな雨音……梅雨は読書にいい季節ですね。

誰かが書いていました。人はそれぞれ、自分の中に、自分だけの雨を持っていると。私にも、私だけの雨があります。たぶん、その原風景があるから、私は雨が好きなのでしょう。雨に包まれたこの世界を、いつまでも、ぼうっと眺めていたくなります。

 

けれども、現身の私は、そんなに呑気にしてもいられません。このところ、家族のことで慌ただしくて、つい、Amazonのチェックを忘れ、新刊『時鳥たちの宴』にいただいていたレビューを見落としていました。自分自身の大切なことなのに……。

akiさん、もみじさん、ごめんなさいね。😅

 

「平安の風

思い込みや勘違いを繰り返しながら揺れ動く若者達の心情が景色と共に丁寧に描かれています。

長い時を経てやっとたどり着いた場所…主人公が自分の本当の気持ちに気づいていくくだりが素敵でした。

一味違う恋愛という意味がわかったような気がします。遥か平安の風を感じる爽やかな作品です。

あと、他の方も書かれていますが、主人公がタイトルごとに入れ替わるのが面白いなと思いました」

aki さん、ありがとうございました。🙇‍♀️

 

「人生は選択の連続

平安恋歌とシンクロしながらノスタルジックな雰囲気を感じさせる青春群像小説に仕上がっています。

恋と愛の境界線は時代を超えたテーマ。

人生は選択の連続です。読後は主人公の20年後に思いを巡らせています」

もみじ さん、ありがとうございました。🙇‍♀️

 

ああ、ほんとうに、ありがたいなぁ。

小説は私の分身。読者さんからのレビューは、私の宝物。

雨の季節に、緋野の小説は、ひとり歩きを始めたようです。