2018-01-01から1年間の記事一覧

涸沢にて

炎暑の夏ももう終わりです。残暑はまだありますが、自然は正直なもので、ツクツクボウシにミンミンゼミ、谷川の冷たさ(もう泳げません)、風の涼しさ、ショウロトンボ・・・どれも秋の訪れを知らせてくれています。 この夏、山に登られた方はみえますか? …

読まれているのかな? 電子書籍

小説 「青い鳥のロンド」の出版から、いつの間にか一年余の時間が流れていました。一年の節目としてこのたび電子版になり、現在、ほとんどのネット書店で販売されています。 一冊 432円で、紙の本に比べるとたいへんお得なのですが、さて、どれくらいの方…

幻の青い花を見たことがありますか?

猛暑が続いていますが、皆様お元気でしょうか? 久々の掌小説です。爽やかな初夏のころの、少し幻想的なお話で涼んでいただけたらと思います。 これは文章塾「かがく塾」の第2回に提出した作品です。 「青い花」 緋野晴子 その駅に降り立つと、どこかで不如…

どうなっていくのか・・・

雨が好きだったのに、このところの悪魔的な降り方といったら、どうだろう。とても季節の雨を愛でる気分にはなれない。太古から自然は人間にとって大きな脅威であったことを、嫌でも思い出さずにはいられない。恐ろしい。 過去にも七夕豪雨というのはあるには…

雨のポケット

「かがく塾」に提出した最初の原稿は、Yahooブログに書きなぐってあった過去記事を、作品としての形に整えたものでした。 それをさらに、岳先生や出席者の皆様からいただいた批評をもとに書き直しましたので、ここに載せてみます。文章というものに興味がお…

27歩めは文章塾

「ブログに戻ってきました」と言っておいて、もう20日も経ちました。 怠慢なセイラです。でも、この間に27歩めを出してみたんですよ。 27歩めは文章塾への参加です。 せっかく作家クラブに入れていただいたのに引っ込んでばかりで、いろいろな会合にちっとも…

やっと戻ってきました

お久ぶりです。「春になったらまた」と言っておきながら、桜が散り、若葉が芽吹いて、牡丹も終わり、今はもうすっかり初夏。 数えてみると、ちょうど半年ぶりです。 ご無沙汰いたしました。ブログの書き方をやや忘れてしまった感がありますが、また、ぼちぼ…