発売されました! Kindle版「時鳥たちの宴」緋野晴子
ついに発売です。 kindle版「時鳥たちの宴」緋野晴子
Amazon本 で、タイトルを検索してください。
紙版の半額 750円です。
(内容ご紹介)
ある日、三十歳になっている宮川遥のもとに、友人である大海豊から便りが届く。遥は、十年前に浮橋邸で催された「平安の夜の宴」を思い出し、胸が小さく疼いた。あの七日月夜に、どこからか現れて、暗い竹林をさまよっていた黄色い蛍火……。魂を誘うような、その光の舞いを脳裏に浮かべているうちに、遥の意識は遠ざかり、記憶の奥に広がる、甘やかで異質な風の吹く世界へと引きこまれていった。
そこは、大学の国文学科の浮橋ゼミ。男女八人のメンバー+教授に訪れた恋は、彼らに何を見せ、どんな痕跡を残したのか? そして、恋と愛の行方は?
青春純愛物語ではなく、男と女のドロドロ劇場でもない、一味違った恋愛小説。
一 大海の便り
二 東風
三 若葉
四 浮橋
五 七日月夜
六 時鳥
七 皐月雨
八 恋歌
九 夏草
十 海辺の月読
十一 月夜茸
十二 萩の庵
十三 風花
十四 明けぐれの雪
十五 如月の梅
十六 それから
十七 蜜柑の丘
浮橋教授による平安時代の風俗や恋愛観の話もあり、古典好きはもちろん、古典が苦手な人も、大いに楽しんでいただけると思います。
なお、読後に、評価の★をつけてくださいますと、たいへん有難いです。
もちろん、レヴューをいただければ、もう、感謝、感謝です。作者冥利に尽きます。
よろしくお願い申し上げます。