お久しぶりです。セイラが戻ってまいりました。
ずいぶん長くお昼寝していたようです。2年寝太郎といったところでしょうか?
皆さま、お久しぶりです。やっと目覚めたセイラ(緋野)です。またよろしくお願いいたします。
まだ少し寝ぼけているかもしれませんが、そのうち調子が戻ると思いますので、しばらくご容赦ください。
先日のことです。久々に某文芸誌を買おうと市内の書店に行ってみると、二店とも、文芸春秋と小説現代しかありませんでした。立ち並ぶ書架を席巻していたのは、コミック、コミック、またコミック。改めて見回してみると壮観でした。
「あ、そういえば以前、図書館にあったのでは?」と思い出し、やはり頼りになるのは市民の味方・図書館とばかり、喜び勇んで向かいました。
がっかりです。
仕方がないので、1000円弱の雑誌に1000円以上の送料を足して、2000円ちょっとを支払い、Amazonで注文しました。なんだか腹立たしかった・・・。
(書店に注文すれば送料は要らないんですが、来るのがやたらと遅いんですよねぇ)
文芸誌を読む人は、ほんの一握りになったんだなあと、つくづく寂しく思いました。
書店に置かれている単行本を見ても、純然たる小説は少なく、文学と呼べそうなものはさらに少なく、純文学に至っては、賞を取ったもの以外、探し出すのも難しい状況です。
小説はもう、コアなファンだけのものになったのですね。