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闘っています

今、「青い鳥のロンド」の書店営業真っ最中です。 ここが一番辛いところです。 もう、足が痛くて、肩凝って、頭はぼうっとして・・・疲れた。はぁ。 苦戦していると言うべきか、それなりに健闘していると言うべきか、分かりません が、とにかく疲れます。 で…

文学小説を書いて発表するということは、まるで大海原に向かって、小さな砂粒を投げ込むかのようなささやかな行為だけれども、ひとりの人間としての世界に対する存在証明なのだと思って書いてきましたが、その小さな砂粒を貝が拾って、それを核にして真珠を…

小説の森で - 6.書くことの第一義

自分はなぜ書くのだろう? と心の底に問うてみる。 私は作品をひとつ仕上げるごとに、その分だけ自分の中が整理され軽くなって、 この世が生きやすく楽しいものになっていくように感じてはいないか? 書くこと の第一義は、つまりここにあるような気がする。…

小説の森で - 5.小説という芸術

さて、今回は、小説という芸術の特性について確認しておこう。 小説という芸術の最も大きな特徴は、文字(言葉)という媒体を介さなければ、 どんな感覚も刺激されないということだろう。文字や言葉を知らない人にとって は、その時点ですでに享受できない芸…

お礼&残念なお知らせ

出版が遅れていた「青い鳥のロンド」ですが、予約数が100冊を超え、やっと印 刷に回ることになりました。予約してくださった皆様、応援してくださった皆様、 ほんとうに、ありがとうございました。皆様のお蔭、感謝、感謝、です。 ところで、一つお詫びし…

小説の森で - 4.芸術であるということ

小説を芸術の一種であると初めに宣言したのは坪内逍遥。以来、純文学と呼ばれ る小説には今日までずっと芸術性というものが要求されている。そも、芸術が芸術 である資格とは何なのか? それは、「作品そのものとしては現されていない何かが鑑賞者の内に感覚…

小説の森で - 3.読み物と文学の境界

純文学小説、大衆小説、中間小説、歴史小説、ノンフィクション小説、推理小説、 探偵小説、SF小説、ファンタジー小説、恋愛小説、冒険小説、童話小説、大人 向け童話小説、ライトノベル・・・・実に多くの小説らしきものが氾濫している現 代。この中で、純…

小説の森で - 2.文学としての小説

さて、天下の最高学府の堂々たる文学士・坪内逍遥様が、人情世態などを描く という庶民小説に手を染めた時、世間の驚きはいかほどだっただろうと想像す ると面白い。文化とは常に、旧来の常識(思い込み)を打ち破って進化するも のだという好例だろう。 逍…

小説の森で - 1.異形の森

文学の樹を探し求めて、小説の森に迷い込んでしまってから、早、12年が経 とうとしている。この森はなんと深いのだろう。直立した木に、くねった木、ご つごつした木や、つるつるした木、スリムに佇む木もあれば、繁り放題の木もあ って、その上この世なら…

変化

きょうは暖かい日でした。というより、暑かった。いつもと同じだけ着ていたら、暑くなって脱いでしまいました。 季節が急に進んだように見える日、他の人はどう感じるのでしょうか。 私は、なんだか焦りに似た感覚に見舞 われます。 まだまだ元のところに留…

太陽が暖かい

そんなに時が経ったような気もしないのに、前回の記事UPからずいぶん間が開いてしまっていました。きっと、心がどうかしていたからでしょうね。 時は容赦なく過ぎていくものですね。 この間に二度、雪が降りましたが、今年の雪には歓喜ではなく憂愁を感じ…

春よ来い

明けましておめでとうございます。 年末年始の喧騒が終わって、主婦のセイラにとっては、今がようやく正月休みと いったところです。まっさらなカレンダーを前に、ゆっくりと今年の計画を書き 込む楽しさ。いつも計画どおりにはいかないのですけれどね。 今…

恵み

クリスマスが近づいています。 街がイルミネーションで飾られて、人々がなんとなくソワソワし始めたように見えるこの時期になると、子ども の頃を思い出します。一年で一番好きな行事がクリスマスでした。 私の家の周りにはイルミネーションなどなく、もらえ…

友を想う

霧雨に濡れる神社の森を眺めながら、ブログの友人を想っています。 今ごろどうしておられるのでしょうか? 何を想っていらっしゃるのでしょう? このブログを始めてすぐに出会って、やがて八年を迎えようとしています。様々な思いや感想を率直に語り合 って…

これが「青い鳥のロンド」です

あなたは青い鳥が見えますか? 「一番好きだった人と、幸せの奪い合いをしている」 菜摘子 「心の震えは何物にも代え難いわ。ああ、生きているって思う」 百音 「他の人たちにも何か不幸があったらいいのに……」 夢子 「何だかんだ言っても、私たちはそれでも…

近刊「青い鳥のロンド」のご紹介

緋野晴子の新作 「青い鳥のロンド」 が近々発売の予定です。 きょうはその中の「あとがき」を掲載しますので、内容をご想像ください。 ***** 「青い鳥のロンド」 あとがき ***** この地に人類が誕生してから今日まで、人々はより幸福な生活を求め…

ピンチです! ほんとにもう、人生って。

10月・11月は、父の葬儀とお礼回り・相続等の手続・四十九日の準備・後始末・同窓会などで一気に過ぎてい きました。気がついてみれば、父の逝去からもう二か月になろうとしているのに、落ち着いて悲しんでいる暇もあ りませんでした。相続の手続はまだ…

秋から冬へ・・・スケッチ5首

キッチンの窓の外に紗羅の木があります。私の大好きな木です。この地に住み始めた時に苗を植え、それからずっと、辛い時も楽しい時も一緒に過ごしてきました。毎朝かならず眺める木です。この木が一番始めに季節の移り変わりを教えてくれます。もうずいぶん…

あり得ない。信じられない。

トランプ氏がクリントン氏を破って、大統領選に勝利しました。 まさかと思っていました。あってはならないことが起こりました。 民衆というものの、愚かさと恐ろしさを、まざまざと見せつけられたような思いです。 世界はどう動いていくのでしょうか。ますま…

秋深し・・・魂の通う人のいる幸せ

私のブログの友人にセネカさんという方がみえます。先日、セネカさんのところでこんな句を見つけました。 顔のない男独りの秋の暮 (セネカさん) そうなのですね。と感じるところあり、 顔のない女は風に舞う木の葉 (セイラ) と、そっと寄り添ってみまし…

秋の陽の中で

陽だまりに 小さき羽虫 来てあそぶ 久しぶりに秋らしい天気になりました。綺麗な陽がベランダから差し込んでい ます。 向かいの家の外壁を覆っていた蔦の葉が枯れて窓が姿を現し、風が吹 くとカサカサと音をたてて揺れて、清涼な空気の中に、なにかもの悲し…

文学の虚と実

秋らしい良い天気です。今までここにあった人の魂、これまでに生きて死んだ夥しい数の魂が、この澄み切った大気の中の透明な世界に満ちている、そんなことを思ってしまいました。きょうは、目に見えない文学の世界のことを考えてみましょう。 しばらく前にブ…

父を悼む

父はまだもの心もつかないうちに両親と死に別れ、親の顔を知らないまま、新潟の伯父の家で育てられました。少年期を戦争の中で過ごし、戦死する以外の道は考えられず、将来への夢を抱くこともありませんでしたが、出征送別会の翌日に、思いがけず終戦を迎え…

心の眼で見る ー 五・七・五 文学(2)

さて、続きを書きましょうか。そうそう、このごろの「五・七・五文学」のところからでした。このごろの特徴として、句における点景の変質ということがあるように思います。これまでの1)~4)の句群はみな、点景が圧倒的に句の雰囲気を支配し、そこから感…

五・七・五 文学 (1)

前回の記事で下手な短歌を披露してしまったついでに、きょうは短歌・俳句といった短詩型の文学について考えてみようかと思います。 まずは五・七・五ですが、これを俳句と言わず、短詩型と言ったのには理由があります。私は俳句についての見識が乏しく、うっ…

夏の名残

夏の間、シャワーのように降り注いでいた蝉たちの声もすっかり密やかに なり、わずかにつくつくぼうしの声が残るのみとなりました。日差しが和らぎ 涼風が吹いています。もうすっかり秋ですね。言葉の森に籠って過ごした 私の暑い夏は終わりです。 さあ、セ…

セイラと呼んでください

初めまして。 私は 銀河の旅人 sailor in galaxy です。 今、地球で小説を書いています。 これからこのブログで、私の見た地球人の姿と、それを描く小説というものについてお話しし ていこうと思います。 sailor をとって、セイラー か セーラー と呼んでい…