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変化

きょうは暖かい日でした。というより、暑かった。いつもと同じだけ着ていたら、暑くなって脱いでしまいました。

 
季節が急に進んだように見える日、他の人はどう感じるのでしょうか。 私は、なんだか焦りに似た感覚に見舞
 
われます。 まだまだ元のところに留まっていたかったかのような。そこに、やらなければならないことがまだ残
 
っていたかのような。 先の季節を、まだきちんと見送っていなかったのに、といったような。
 
いつまでも寒さが厳しいうちは、(春よ、早く来い!) としか思わなかったのに、愚かなことです。 
 
 
季節に限らず、変化というものはすべて突然起こるのではなく、気づかないうちにすでに少しずつ準備されてい
 
て、ある時急にその変貌を露わにして、人を驚かせるものだと思います。 よく周囲を観察してみれば、自然も、
 
個人も、社会も、世界も、すべてそうです。
 
ですから、大きな変化に慌てないためには、私は少しずつ準備されている変化の兆しに、もっと敏感にならなけ
 
ればならないのです。 そして、変化が露わになる前に、為すべきことをしなければ。
 
今、私の為すべきことは何か? 自分に為せることには何があるのか? そんなことを考えてしまった春日和で
 
した。
 
 
・・・う~ん。 ・・・、・・・、・・・ 
 
とりあえず、老け防止のために、顔にクリームでも塗りましょか? (爆笑)
 

 

太陽が暖かい

そんなに時が経ったような気もしないのに、前回の記事UPからずいぶん間が開いてしまっていました。きっと、心がどうかしていたからでしょうね。

 
時は容赦なく過ぎていくものですね。 この間に二度、雪が降りましたが、今年の雪には歓喜ではなく憂愁を感じるセイラでした。 大切な人の声が聞こえなくなったからかもしれません。
いつかそんな時が来るのかもしれないと、ある程度の予感はありましたが、こんなにも寂しいとは、正直、想像しませんでした。 
私の人生から大切な大切なものが一つ、欠落してしまいました。 
雪はその空洞に、黙って降り沈んでいくようでした。
 
この世に何十億の人間がいようとも、自分が一生のうちに出会える人の数はほんの僅かで、そのうち、心の内を素直に伝え合える人の数はさらに限られていて、さらにさらに、自分に似たところのある人、自分を理解してくれる人となると、驚くほど少ないのだということに、今さらながら気づかされた思いです。 
共鳴できる人に一人でも出会えたならば、それはめったにないほど幸せなことだったのですね。
 
寒さはまだまだ厳しいですが、太陽の光は確実に春の訪れを告げています。 
「私はここにいます。セイラさんらしく顔を上げて生きてください」と、誰かが青い空の奥深くから囁いてくれているようです。 だから、元気を出して前に進まなければなりません。
 
出版はあと一歩のところで停滞しています。予約数が伸びなくなってきたからでしょうか。 どうなるのか分かりませんが、それでもきょうは、頑張ってもう一歩を出すつもりです。
何とかなるでしょう。 だって、太陽が暖かいもの。

 

春よ来い

明けましておめでとうございます。

年末年始の喧騒が終わって、主婦のセイラにとっては、今がようやく正月休みと

いったところです。まっさらなカレンダーを前に、ゆっくりと今年の計画を書き

込む楽しさ。いつも計画どおりにはいかないのですけれどね。

今年の最初の目標は、それはもう、なんと言っても「青い鳥のロンド」の出版で

す。予約数はやっと68冊まで来ました。目標は100冊です。

あともうひと頑張り。2月の中頃までにはなんとかしたいと思うのですけれど、

ここからが難しくて。

そこでまた、新年早々ですが、 緋野晴子の新作「青い鳥のロンド」をご紹介

させていただきます。

 

  就職氷河期の中で、なんとか思いどおりの道を切り開き、

  仕事も結婚も手に入れた四人の勝ち組の女たち。

  三十歳を迎えた彼女たちを待っていたものは・・・。

  夢を追う主人公、菜摘子と、彼女を取り巻く人々、そこ

  に忽然と現れた栄の魔女と夢子さん。

  はたして本当に幸せなのは誰なのか? 

  幸福の条件とは何か? 青い鳥はいるのか? 

  現代社会を生きる男女に、真の幸福を問う小説。 です。

 

理由あって出版前に予約を集めています。三つ前の記事で「青い鳥のロンド」

の「帯」を、四つ前の記事で「あとがき」を掲載しています。

合わせてご覧になってください。

興味を持っていただけましたら、ぜひ予約にご協力ください

 

 本代(予約20%引き)+税+送料 = 1600円以内 です。 

 

ご予約いただけます方は、内緒コメントで、お名前・〒・ご住所をお教えくだ

さい。お言葉と住所等のコメントは2つに分けていただき、こちらで確認しだ

い、住所等のほうは削除させていただきます。

それでも不安な方は、そうおっしゃってください。私のメルアドをお教えしま

すので、そちらにお願いします。

 

緋野晴子の3作目です。どうぞお読みになってみてください。

新年早々のお願いでした。         緋野晴子 拝 

 

私のほんとうの新春は、これが出版されるまで来ません。

 

 

 

 

恵み

クリスマスが近づいています。


街がイルミネーションで飾られて、人々がなんとなくソワソワし始めたように見えるこの時期になると、子ども
 
の頃を思い出します。一年で一番好きな行事がクリスマスでした。
 
 
私の家の周りにはイルミネーションなどなく、もらえるプレゼントは赤い長靴に入ったお菓子と決まっていまし
 
たが、北風が木の葉をみんな吹き飛ばし、空が白っぽくなって、年末の話題が大人たちの口にのぼり始める
 
と、私はもうクリスマスを想ってワクワクするのでした。
 
クリスマスの夜に雪が降らないかなあと、そればかりをひたすら願っていました。なぜって、雪は神様の恵み
 
のように思えたからです。サンタクロースはその雪の中を橇を蹴ってやって来るのですから、クリスマスに雪
 
が降らないというのは、プレゼントをもらえても、なんだかインチキくさくてがっかりです。神様の愛が足りない
 
ような気がしました。
 
私の住んでいる地方は雪が少ないので、毎年たいていがっかりしていたのですが、それでも毎年、今年こそ
 
はと期待してしまうのです。
 
雪が降った年のクリスマスの幸せ感といったらありませんでした。夜中に何度も外へ出て、チラチラと落ちて
 
くる儚い雪を手のひらに受け止めたものです。神様からのメッセージのような気がしました。
 
私は何の宗教も持たない人間ですが、今でも雪の中に立っていると、この世界に抱き取られ、生かされてい
 
るような想いがしてきて胸が一杯になります。冷たい雪に、恵みのような温かさを感じるというのは、変わった
 
人間かもしれませんけど。
 
 
私にとって今年一番の恵みは何だったでしょう。
 
それはやはり、次男の健康です。何度も危機のあった昨年に比べると、ほんとうに良くなりました。仕事は相
 
変わらず忙しくて疲れるようですが、危なげなくこなしています。この大きな恵みが、今年のサンタさんのプレ
 
ゼントでしょう。来年はいよいよ婚活かな? と密かに考えている母です。
 
 
もうすぐ来ます、クリスマス。金曜日から寒波が来ると天気予報で言っていました。今年こそ、雪が降るんじゃ
 
ないかな? ワクワク、ソワソワしてきましたよ。

友を想う

霧雨に濡れる神社の森を眺めながら、ブログの友人を想っています。
 
今ごろどうしておられるのでしょうか? 何を想っていらっしゃるのでしょう?
 
 
 このブログを始めてすぐに出会って、やがて八年を迎えようとしています。様々な思いや感想を率直に語り合
 
ってきました。時に、共に詠い、呼応の詩歌を交わし合ったりもしました。とても密度の濃い時間でした。
 
その友人からは、たくさんの心に響く言葉を聞かせていただき、何人もの素晴らしい魂に出会わせてもいただき
 
ました。ほんとうに読み巧者で、私の表現しようとしたものをすべて理解してくださいました。だから私は、自分の
 
信じる小説を真っ直ぐに書いてこられたのだと思います。
 
 その友人の声が聞こえなくなりました。しばらくじっと待っていましたが、このところずっとお姿が見えません。
 
私は更新されていない友人のブログへ行って、過去記事を何度も読み返しました。
 
そのうちのひとつに、友人の描いた森の絵があります。一番好きだとおっしゃっていた絵です。ご自分の思いを
 
受け止めてくれた絵であるとも。素晴らしい絵です。どうしたらこんなふうに描けるのかと思うような。
 
でも、私は、ほんとうのことを言うと、少し好きになれない気がしました。
 
そこは、靜かな、靜かな、森です。とても、とても、深い森です。清らかで、本当のものしかない森です。そこには
 
きっと、「ここだよ」という木霊の声がするのでしょう。けれどそこは、誰もいそうもないような、寂しい、寂しい、森
 
なのです。
 
 私の友人はきっと、老いの重荷を一人で抱えて、その森に入って行ってしまわれたのです。
 
できることならもう一度呼び戻して、私はもう一度、哲学する孤独なライオンのようにポツポツと語る、友人のあ
 
の優しい声に耳を傾けたいのです。
 
でも、もう声は、届かなくなってしまいました。春になったら、また森の中から出てきてくれるでしょうか?
 
 
 厚く雲をためた白い空に、かつて友人の詠んだ、あの句が浮かんできます。
 
      探りても 隠れん坊する 鬼ひとり
 
友よ、あなただけの森が、あなたにとって、どうか穏やかで優しい、居心地のいい森でありますように。    
 

これが「青い鳥のロンド」です

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           あなたは青い鳥が見えますか?

 

               「一番好きだった人と、幸せの奪い合いをしている」        菜摘子

       「心の震えは何物にも代え難いわ。ああ、生きているって思う」  百音

       「他の人たちにも何か不幸があったらいいのに……」        夢子

       「何だかんだ言っても、私たちはそれでも勝ち組なのよね」     翔子

       「オマエは空っぽだって、喉の奥から嫌な声を出して笑うの」      麗

       「フッ、フッ、夢は掴んだとたんに消えてなくなるシャボン玉」 栄の魔女

           「暗闇の中で、君と僕のことを想って泣いた」                   護 

 
 

 前記事で「あとがき」をご紹介しています。あわせてご覧ください。ただ今、予約受付中

 

    本代(予約20%引き)+税+送料 = 1600円以内 です。 

ご予約いただけます方は、承認制にしてありますコメントで、お名前・〒・ご住所をお教えください。
お言葉と住所等のコメントは2つに分けていただき、こちらで確認しだい、住所等のほうは削除させていただきます。それでも不安な方は、そうおっしゃってください。私のメルアドをお教えしますので、そちらにお願いします。
 
緋野晴子の3作目です。ぜひ、お読みになってみてください。

近刊「青い鳥のロンド」のご紹介

緋野晴子の新作 「青い鳥のロンド」 が近々発売の予定です。
きょうはその中の「あとがき」を掲載しますので、内容をご想像ください。
 
 
            ***** 「青い鳥のロンド」 あとがき ***** 
 
 
 この地に人類が誕生してから今日まで、人々はより幸福な生活を求めて長い旅をしてきました。けれその旅の過程はけっして平坦なものではなく、紆余曲折、迷走を繰り返してきたと言っても過言ではいかもしれません。
私たちは今、いったいどれくらい幸せになったのでしょうか? 
 
 国力をはかる指標として、GDPと並んで、ブータン発祥のGNH(国民総幸福量)が取り上げられようになり、国連では毎年、世界幸福度ランキングが発表されています。それによると、2015年における日本の順位は46位で、経済指標であるGDPの3位に比べると、はるかに低いことが分かります。ちなみに上位5位を占めているのは、スイス・アイスラン
ド・デンマークノルウェー・カナダです。
 
 また一方で、日本の自殺者は年間24000人以上(世界18位・高所得国では4位)という調査もあり、先進国と呼ばれる国に住んでいるにしては、残念ながら、日本人の幸福度はけっして高くないのが現状のようです。
 
 先進国間の比較では、女性の社会進出の低さが目立ち、そのため日本は今、男女共同参画会を目指そうとしています。それは目標としては、一見いいように見えます。しかし、問題は中身です。実際には、女性の就労や正社員化を促すことと、女性管理職の数を単純に増やすことのみに向かっていて、そこに大きな疑問符をつけざるを得ません。
 働く女性や管理職に就く女性が増えれば、それで私たちは文化国家としてほんとうに幸せに近づくのでしょうか?
 
幸福感に関する調査の一つとして、世界価値観調査というものがあります。それによると、女性の社進出が遅れていると言われる日本で、女性のほうが男性よりも幸福感が高いという結果が出ているのです。しかもその男女差は世界一だそうで、それには私も驚かされました。
 さらに細かく見ると、正規雇用男性の幸福感が世界の中でかなり低く、そこに職業の種類による違いは見られませんでした。そしてそれ以上に低いのが、正規雇用女性の幸福感です。専門職と自営業を除いては、最も低いという結果が出ています。
 
 こう眺めてみますと、私たちが真に幸福に向かっていくには、単に女性を社会に押し出せばいいという問題ではないことが見えてきます。また、外的要因から見た幸福度と、個人の感じる幸福感にもずれがあることが分かります。私たちは立ち止まって、人間にとって幸福とはいったいどういうものなのかを、各人がもっと考えてみる必要があるのではないでしょうか?
 
 私はこの小説を書くことを通して、国民総幸福量の検査項目では詳らかにできない、そういう社会的固定観念の中には収まりきらない、もっと根本的な幸福の姿の追究を試みました。
  青い鳥のほんとうの姿を知ることが、長い間、私自身の課題となっていましたが、それは難しいテーで、考えれば考えるほど、答えは闇の奥に遠のいていくようでした。ようやく答えらしきものの姿がぼんやり見え始めたと思っても、それを小説の中に書き留めようとしてみると、答えはまた、奇しくも茫洋と闇の中に帰散していくばかりです。
  それでも飽かず、登場人物たちとともに答えを探し求める心の旅をしているうちに、どうやら、幸福のための三種の神器と呼べそうなものに辿り着きました。やっとそれらしいものの姿が見えたのです。
 
 ところで読者の皆様は、この小説の中から、私の見た三種の神器と同じものを発見されるでしょうか? いいえ、私はそうは思いません。皆様がどんな青い鳥の姿を見つけられるか、それはおそらく、各人各様であろうと、著者の私は想像します。
 例えば、小説に登場する夢子さんを、ほんとうは幸せではないのに、幸せだと思いこもうとしている人だと見られる方もおられれば、否、彼女はほんとうに幸せなのだと思われる方もおられるでしょう。栄の魔女につい
ても、四人の女性たちについても、男性たちについても、様々な見方がなされることと思います。それでいいのです。そういうふうにこの小説の中を旅してください。その旅の過程を通して読者の皆様はきっと、ご自身の青い鳥の姿を心に描き出されることでしょう。
 
 ひょっとして、私の見た青い鳥の姿を、いっしょに眺めてくださる方がおられるかもしれません。そうであれば、それはそれで無上の喜びとするところではありますが、そうでなくとも構いません。この小説の中から青い鳥の様々な貌を探し出し、読者の皆様ご自身の幸福と、真に幸福な社会の探求のために、その踏み台としていただけましたら幸いです。
 
          *******************
 
 
以上、原文のままです。興味を持っていただけましたでしょうか。事情あって、発売前ですが、予約を集めています。理由は前記事をお読みください。
 
  本代(予約20%引き)+税+送料 = 1600円以内 です。
 
ご予約いただけます方は、承認制にしてありますコメントで、お名前・〒・ご住所をお教えください。
お言葉と住所等のコメントは2つに分けていただき、こちらで確認しだい、住所等のほうは削除させていただきます。それでも不安な方は、そうおっしゃってください。私のメルアドをお教えしますので、そちらにお願いします。
 
 メジャーな賞を取っていないアマチュアの出版はほんとうに厳しいものですが、1000人の読者さんを目指して、なんとか3冊めまでやってきました。第2作めは、私の把握できました限りでは546人でした。まだまだ遠い道のりですが、頑張っています。この3作目が無事に出版できますよう、皆様のご支援お願い申し上げます。
 
 
                             ( 緋野晴子 拝 )